トイレ・洗面・浴室

種類と特長

それぞれの特長の前に、
まず構成をどうするか決めることが先決です。
独立型 トイレ、洗面、浴室を独立に配置したもの。機能が独立するので、人数の多い家庭には特にオススメです。
折衷型 洗面・トイレを一つの空間にしたもの。スペースが広くなる分使い勝手は良くなります。
一体型 これら水回りを一まとめにしたもの。一般家庭ではあまり見かけませんが例えば寝室横に設置すれば生活に即した便利さがあります。
トイレ
便器・便座・タンクの
組み合わせで構成されています。


便器上部と便器底のゼット口から洗浄水を流す方式です。 溜水面が広く、ニオイの発散や汚物の付着が少ないスタンダードな方式です。 溜水面は狭い方式です。和風便器に比べニオイは少なくなります。

トイレは便器・便座・タンクの組み合わせで構成されています。
便器・タンクにはいくつかの洗浄方式がありますが、
一般的なところでは

● 洗落し式

便器後部や周辺部からの洗浄水の勢いで洗い流すタイプ。溜水量が少ないので汚れが付着しやすい等の欠点もありますが、安価なことで普及しています。

● サイホン式

洗落し式と似ていますが、サイホン作用(便器の水を吸引する作用)で排水力・洗浄力に優れます。

● サイホンゼット式

便器底の噴出口から勢いよく水を出し、強制的にサイホン作用を発生させる方式で、やはり排水力・洗浄力に優れます。




また、最近は「表面が汚れにくい加工」を施したものや、
「掃除のしやすさ」を考慮したものもあります。

洗 面
基本の構成は洗面ボウルとキャビネット
鏡と照明を組み合わせたもの

大きめのボウルでペットのシャンプーをする方もいれば、洗面ではシャンプーしない方もいたり、また、浴室とつながっている場合には、入浴の際着替えで発生する衣類を入れておくスペースも必要になりますし、洗濯機の置き場所との兼ね合いも考慮しなければなりません。

いろいろ種類はありますが、ここでもまずは生活を想像して何が必要かを絞り込んでいくと良いと思います。

基本の構成は、洗面ボウルとキャビネット、鏡と照明を組み合わせたもので、
幅75㎝のものがベースになります。
要望に応じてキャビネットや水栓金具等の種類を変更することが可能です。

また、最近ではシステム洗面と呼ばれる、より豪華な、家具的な要素を加えた
洗面ユニットがあったり、海外から洗面ボウルを輸入したりする会社もあったり、
選択肢が非常に増えています。

浴 室

いまはシステムバスと呼ばれるユニット化されたものが主流です。
床、浴槽等のパーツが予め工場で組み立てられているので、品質や仕上げが均一であり、工期も早く仕上がります。

住宅用の製品は、「0.75坪」「1坪」「1.25坪」(いずれも床面積を指します)などのサイズがあり、戸建て用では1坪タイプが主流になっています。

機能的には、

  • 水はけの良い床
  • 断熱効果(保温効果)の高い浴槽
  • 浴室暖房乾燥機
  • 浴槽洗浄
  • ジェットバス

などの各種機能が選択できるようになっています。

● バスタブの素材

FRP樹脂が主流ですが、ホーローやステンレス、木などの素材があります。
FRP樹脂には汚れやキズが付きやすい、ホーローには表面のガラス質が損傷すると心材の金属が錆びやすくなる、木は手入れや耐久性に若干の使いにくさを感じるなど、それぞれ一長一短あることを前提に選んで頂くのが良いでしょう。

● バスタブの種類と設置方法

和式は深く浸かれる反面、心臓などに負担がかかる危険があります。
洋式は、和式の反対で肩までつかりにくいこともありますし、もし介護を必要とする方が入浴する際には、すべりやすいので立ち上がる時の配慮が必要になります。そんなこともあって、最近は折衷タイプに人気があるようです。

バスタブの設置方とタイプ

● 据え置き型

浴槽を床の上に置くだけの最も簡単な方法。床は、かなり間隔を詰めた木製スノコやサイザル(麻の一種)などの植物繊維を使った床材などが考えられます。和風の据え置き型は温泉などによく見られますが、石張りの床にサワラや檜で造った浴槽を直接置いたもの。これも、インテリアに木質感をもたせれば豪華な仕上がりになります。そのほか、浴槽の交換が便利という利点があります。

● 埋め込み型

床と同じく高さまで埋め込んで設置する方法で、狭い空間に広がりを見せてくれます。とはいっても、ある程度広い浴室でなければ、石鹸の泡などが浴槽に入っていまし不潔になりがちです。
また、窓の位置も低くして、浴槽に沈んだときに開放感が得られるように配慮しないと、井戸の底に入ったような気分になることもあります。浴槽の底と洗い場の段差が大きくなるので、小さい子どもや高齢者が使うには、周囲に握りバーや手摺りを付けるなどの配慮が必要です。掃除の時は重心が下がるので、注意が必要です。

● 半埋め込み型

浴槽の3分の1くらいを埋め込み、30~40cmくらいを浴室内に立ち上げる方法で、浴槽への出入りが容易です。埋め込むことによって、浴槽のフチが低くなるので、浴室が広く見えるというメリットもあります。浴槽の周囲はタイルやエプロンというパネルでふさがれるので、湯水の回り込みがなく衛生的です。一般に販売されている戸建用ユニットバスは、このタイプが多く、材質やデザイン、色調、価格などから選ぶことができます。(マンション等の2階以上は浴槽の埋め込み不可)