防犯

現代の窃盗事情から防犯を考える

侵入窃盗は減少傾向に

数年前まで増加の一途を辿っていた侵入盗の発生件数ですが、H15年から減少に転じています。これは、右でご紹介しますが、H16年1月20日以降玄関ドアなどに防犯性能の表示が義務づけられたことも関係していると推測されます。

防犯性能の高い建物部品について

侵入犯罪の防止を図るため、平成14年11月、関係省庁及び建物部品関連の民間団体からなる「防犯性能の高い建物部品の開発・普及に関する官民合同会議」が設置され、現在も品目の追加が行われています。詳しくは、警察庁のホームページにてご確認ください。
http://www.npa.go.jp/safetylife/seianki19
/tatemonobuhin_index.htm

侵入犯の手口

警視庁の調査によると侵入犯の手口のトップは、戸建て住宅・マンション共に「ガラス破り」となっています。次いで、意外な感じですが「無締まり(無施錠)」、さらに「合い鍵」「サムターン回し」などとなっています。「ちょっとゴミ捨てに」などの一瞬を狙う犯罪も増えています。意識と住まいを見直して、それぞれの住宅事情にあった防犯対策を考えてみませんか?

※平成17年度上半期・東京都(警視庁 生活安全総務課調べ)

侵入手段について

ガラス破り

空き巣狙いの侵入方法で一番多い手口。マイナスドライバーや小型の釘抜きなどを使ってクレセント部分をこじ割ったり叩き割ります。最近では、ライターなどでガラスを熱して破る「焼き破り」という手口も増えています。容易にベランダに登れるような家の2階部分、明かり採り用のガラスをはめ込んだ玄関ドアなども注意が必要です。

錠破り

サムターン(内鍵)回しとカム送りによる侵入が多いようです。サムターン回しとは、ドア鍵の脇に穴を開け、工具で内鍵を回して侵入する方法、カム送りとは、鍵穴を囲うシリンダーカバーとドアの隙間に針金などを差し込みカムという部分を動かして解錠する方法です。また、このような手口ではなく、バールなどをねじ込んで無理やりこじ開けるような乱暴な手口も見られるようです。

ピッキング

特殊な工具で解錠するピッキング。最近は、対策を施された錠前も多く開発され、普及が進んできたこともあり、平成12年をピークに減少傾向です。ですが、依然割合の多い手口ではあり油断禁物です。

無施錠侵入

意外に多いのが無施錠の窓や玄関からの侵入です。すぐそこにゴミ捨てに行く「ちょっとの間だから・・・」とか、「2階だから大丈夫」といった気持ちの隙間を狙った手口と言えるでしょう。その時後悔しないためにも、日頃からの注意が重要です。

防犯のポイント

※データ資料:都市防犯研究センター

侵入をあきらめる時間

■泥棒はどの位時間が掛かれば侵入をあきらめるのか?

犯行をあきらめた理由(複数回答)

■泥棒はどんなときに犯行をあきらめるか?

5分以上かかると約7割があきらめます! やはり、泥棒は「人目」を最も嫌います。隣家含めた地域の意識も大切です。

  • ・センサーつきライトなどで周囲を明るくする
  • ・玄関ドア、勝手口は2ロック、窓にはサブロック(補助錠)
     を取り付ける
  • ・割れにくいガラス、窓用シャッターや雨戸、面格子の設置
  • ・2階へ昇れる足場のようなものがないようにする。
  • ・高い塀よりも低いフェンスで視線が届くように
  • ・庭には玉砂利を敷くなど音がするように
  • ・セキュリティシールを貼るなど防犯対策がされている
     家だと思わせる